これは、批判じゃない。
前回、「SNS疲れはなぜ起きるのか——鬱になりやすい特徴、発信者の視点から解説する」という記事を書いた。
コスプレを13年続けて、美容の世界でも発信を続けてきた。
そしてコスプレイヤーは女性社会。ゆえに、本当にたくさんの女性と関わってきた。
友人として、同じイベントの仲間として、SNSの繋がりとして。
その中で、「あ、この子しんどそうだな」と感じる瞬間が何度もあった。
そして実際に後から、しばらく活動を休んでいたり、病院に行き始めたという話を聞いたりした。
気づいてから伝えられなかったことが、正直悔しかった。
だから今日は、男性目線で見てきて気づいた「鬱になりやすい女性の特徴」を、正直に書いておきたいと思う。
自分がそうかもしれないと思った人に、早めに気づいてほしい。
パートナーや友人のことが心配な人にも、参考になるかもしれない。
ちなみに、キャッチーに「女性」と書いたものの同じ環境・SNSのタイムラインに晒されている男性も全然当てはまる話だ。
ゆえに男性諸君も十分に読み込んで、気をつけて欲しい。
鬱になりやすい女性の特徴——それは「雑談ができない」こと

結論から述べよう。
鬱になりやすい女性の特徴として、僕が見てきて一番多いと感じるのは「リアルな雑談ができていない」ことだ。
これ、聞いた瞬間は「そんなことで?」と思うかもしれない。
でも、これが案外本質をついている。
心理学の研究では、女性が3〜4人集まって長時間話すことには「癒し効果」があることが示されているといわれている。
男性にとっては結論のない雑談は苦痛に感じやすいが、女性にとってはそれ自体が必要な「回復行動」になっているらしい。
また、女性は男性に比べて左脳と右脳を繋ぐ「脳梁」という言語系の部位が太い傾向があるとも言われていて、その影響からかどうかは分からないが、実際に女性の方が「どうでもいい話を長時間できる能力」に長けているように見える場面は多い。
だからこそ、その「雑談」ができない状態が長く続くと、女性特有の回復ルートが機能しなくなって、じわじわとメンタルが削れていく——これが、僕が見てきた中で感じるパターンだ。
「雑談できていない女性」に多い属性

では、どんな女性が雑談できなくなりやすいのか。
僕の周囲を見ていて感じるのは、こういうタイプだ。
仕事に全力を注いでいる女性。合理的・効率的に動くことを良しとしている女性。
少人数の職場で、秘匿性の高い専門的な仕事をしている女性。
そして、SNSでの発信がリアルのコミュニケーションの大部分を占めるようになっている女性。
この中で最後の「SNS発信者」は、特にコスプレや美容界隈で多い。
イベントに出ていても、撮影が終わったらそれぞれ解散。
普段のやりとりはDMとリプライ。
オフ会は定期的にあっても、「何でもない話をダラダラとできる関係性」が実は少ない、という状態になっていることがある。
傍から見ると「たくさんの人と繋がっている」ように見えるのに、本人の中では孤独感がある——というのは、SNS発信者にかなりあるあるな話だと思う。
逆に意外と敵と繋がってしまう場合も多い。
その辺り「誰が敵で、誰が味方か?」その辺を判断するためには僕が過去に書いたnote「その友達、本当に友達?―コスプレイヤー界隈に潜む、毒になる人間関係の見抜き方」が詳しい。
男性目線で気づく「しんどそう」のサイン

じゃあ実際に、周囲の女性を見ていてどういうときに「あ、この子やばいかも」と感じるのか。
一つ目は、「最近どう?」と聞いたときに話が仕事か推し活の話しか出てこないとき。
プライベートな雑談の引き出しが、意識的か無意識かは分からないけど、極端に少なくなっている。
二つ目は、笑っているのにどこか「消耗している笑顔」になっているとき。
これは言語化しにくいが、長くコスプレや発信の世界にいると、なんとなくわかるようになってくる。
エネルギーが内側から出ている笑顔と、外側に向けて「笑顔を作っている」状態の違い、とでも言うか。
三つ目は、SNSの投稿のトーンが少しずつ暗くなっていたり、更新頻度がガタッと落ちているとき。
発信が習慣になっている人が更新をやめるのは、それ相応の消耗が積み重なっているサインであることが多い。
女性ならではの「回復ルート」を知っておく

元々の話に戻ると、女性が鬱を防ぐためには「マイルドに群れて、無駄話をする」ことが有効だと言われている。
ただしここで重要なのが、「どんな群れでもいいわけではない」ということだ。
マウントを取り合ったり、見栄を張り合うような関係性の中での雑談は、むしろ消耗する。
大事なのは「利害関係がなくて、ポジティブで、リラックスした雑談ができる関係性」であることらしい。
コスプレや美容界隈で言えば、撮影や発信の文脈から少し外れた、「別に上手くなくていいし、フォロワーが少なくてもいい、ただ楽しく話せる人」との繋がりが、実は一番メンタルの支えになっていたりする。
そういう関係性が一つあるかどうかが、長く発信を続けられるかどうかにも、じわじわ影響していると思う。
じゃあ、今すぐできることは何か

雑談できる人間関係を作ることが根本的な答えだが、そういう関係性はすぐには作れない。
だから今すぐできることとして、まず身体を整えることから始めてほしい。
睡眠が崩れていると感情の揺れが大きくなって、「雑談する気力すら出ない」という状態になる。
グリシンやテアニン含有の睡眠サポートサプリは、ドラッグストアやAmazonで手軽に入手でき、「ちゃんと眠れた」という感覚を取り戻す入口になる。
栄養面では、精神的な疲労の回復にクレアチンが注目されている。
筋トレのサプリというイメージが強いが、近年は脳のエネルギー産生のサポートという観点からも研究が進んでいる成分だ。
「何もやる気が出ない」「頭がぼんやりする」という状態の改善を期待して試してみる価値はある。
そして、スキンケアを毎日のルーティンにすること。
洗顔・保湿のたった3分が「自分のために時間を使った」という感覚を日々積み上げてくれる。
これはSNSのいいねとは全く別の、内側から来る充足感だ。
まとめ——「雑談できてる?」が最高の気遣いかもしれない

鬱になりやすい女性に共通しているのは、意外にも「雑談ができていない状態」だということを、今回は書いた。
忙しすぎる、合理的すぎる、SNSが主なコミュニティになっている——そういう状態が長く続くと、女性特有の回復ルートが詰まっていく。
周りに心配な人がいるなら、「大丈夫?」じゃなくて「最近、友達とどうでもいい話した?」と聞いてみてほしい。
それが意外と、一番本質的な問いだったりする。
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